ヤングマガジン53号(講談社)

今年は曜日の関係?でこの53号が2004年最終号です。

出張読み切り『はるか17』(山崎さやか)、モーニング連載作がなぜかヤンマガ掲載。いかにも紹介読み切り的なスタンダードなお話でした。山崎は以前ヤンマガで「フローズン」連載してましたけどね。何か不思議な感覚でワリと好きでした。

『小日向海流』、ケンタローの才能とはカウンター。しかし「度胸の無さ」がどう幸いするか・・・反則を仕掛けてきた守山の攻撃をどうかわす?
『でろでろ』、まったく動じない留渦たんにワラタ。さらに豪快なオチもなぜか痛快で笑った。いい話だったのに…。
『COME!』、こまちさんは「米魂」を知る為に熊本へ。そこにはイケメン農家の青年が待っていたのだが・・・それでも青森で武藤と米を作る、と言い切ったこまちさんにカンドー。そして春を迎え、武藤の米作りが始まる!いよいよです。

第51回ちばてつや賞大賞受賞作、『マルパクリ』(オジロマコト)。ラーメン屋「まんぷく軒」の息子・ミツル君の恋人はカワイイこよりちゃん。しかし彼女はスゴイ○○○だったのです・・・女の子の(特殊な)かわいさに一点集中した話と展開は良かったんではないでしょうか。他はデタラメでも。

次号2005年1号は新連載『HEAVEN!』(原作・きうちかずひろ、漫画・小松大幹)が開始、小田原ドラゴン新作もあるそうです。