BLAVE合金 闘士ゴーディアン(シーエムズコーポレーション)

ゴーディアン箱

赤い血潮はその色の・真っ赤な夕日背に受けて、雄雄し勇まし・萌えるゴーディアン!萌え燃え〜。シーエムズのBLAVE合金でゴーディアン登場である。昨年末出るはずだったが延期されたので首を長くして待っていた。ご存知「分身合体」という特異なシステムで自分の中では当時からかなりの存在感があったが、昔は買ってもらえなかったので「欲しいロボ」ランクの上位を常に占めていたのだが、バンダイは何故かバイカンフーを超合金魂化しやがったのでかなりあきらめの境地にいたのだった。そこでシーエムズがリリースの発表!ホントに本当に待ちわびたよ、手にできてウレシイ。
とは言え放映当時はあんまり見た記憶がない(東海テレビでやってたはずだが…)、しかし「マドクター」とか「太陽のすかし」とか「バリーホーク連隊長」とか単語は多く憶えているので73話というダグラム全75話に次ぐ長期にわたる放映期間は伊達ではないというコトか(超合金が売れたので長期になった)。でもマイナー、こういう味のあるロボがやっぱり大好きだなあオレ。
ではセットガードプロテクション!分身合体のシステムを紹介しよう。まずメカ豹クリントを連れた快男児・ダイゴ大滝が中に入る小型ロボ・プロテッサー。アメフトスタイルが特徴、小っさ!今どきのガチャポンのロボより小さい。しかし腕とかはゴーディアン設計(後述する)でよく動くし足首もダイキャストで重みがあってイイ。二の腕にヒンジがなく軟質素材による開閉なのがやや不安を感じるが、中に入る大の字ダイゴに加えサオリ(ダイゴの姉。1話でゴーディアンに入っていた)も付属するのがマニアックなので許す。武器としてアメフトボール状のゴーディアンボム、これが変化するボムドリルと緑光剣が付属。
次にプロテッサーが中に入る赤い中型ロボ・デリンガー。ここまで来ると合金率もアップして重さがいい感じ。う〜んプロテッサー(とダイゴ)が中に入ってもよく動く腕がいいなあ。当時の超合金と設計はぶっちゃけ同じ、板に回転軸を付け腕と同じように動くようにしたゴーディアン独特の関節設計は村上克司(超合金の殆んどを世に送り出した元バンダイの工業デザイナー。ロボ界・玩具界では「天皇」と称される)によるもので、当時のベテラン工員も舌を巻いたという。実際見れば「な〜んだ」と思うようなものも発想するのはタイヘンなのである、そんないい設計なんだから変える必要はないよね。しかし今回のデリンガーは足もよく動くのである、膝が前に曲がるのがミソ(これは次の合体で生かされる)。武器としてマグナムバンチ(斧)と赤光剣が付属。
最後にデリンガーが中に入る青い大型ロボ・ガービン!でかい!このデカさに惚れぼれ、やっぱり萌えるゴーディアン。さらに中に入った分も相まってずっしりしたこの重み、それに負けない足のしっかりさ。さらにさらに昔の超合金と違ってその足が動く!太モモを前に出してもデリンガーの膝下が前に曲がるので問題ないのである!すいません進化に興奮してしまいました。カッコいくポーズが取れるガービンに、出した意味はあったよエライよ良くやったシーエムズ!と褒め称えましょう。おっとガービンも武器多数。シャインシェルドはサーベル型と盾型双方、ツノ耳はメリケンサック型と槍型(マイティライボー)双方で付属、そしてデカくてカッコイイ白光剣。スネが開いてフットミサイル再現も可能。
ガービンの肩に腕組みダイゴとクリントのミニフィギュア(これも付属)を飾って大充実のセットです、¥2万オーバーと高くてもオススメだ!君は知るか?知るか〜ゴーディアン〜ゴーディア〜ン・・・♪