ビッグコミックスペリオール23号(小学館)

新連載『エグジスタンス』(原作・倉科遼、作画・河承男)、作画は「韓国漫画界の雄」とのこと。ネオン界を一貫して描き続ける原作者、最近は「夜王」「嬢王」と立て続けですがスペリにも登場。六本木を舞台に韓国帰国子女の主人公を中心に男たちが集う、と漫画に韓流を持ち込もうという腹か。ぶっちゃけ天然の古臭さが売りの原作と、一昔前の劇画チックな作画で全く新鮮味は感じられませんが。

『覇 LORD』、劉備に成り代わることになった燎宇に納得できない張飛。見た目で受け入れ難かった張飛だが、性根を知り一気に好ましいキャラになった。賞金首となった三人の前に現れた趙雲子龍男装の麗人といった風貌だがヒゲがナイス。
MOONLIGHT MILE』、地球外初の妊婦となった理代子と米司令官ロストマンの取引!ロストマンが下手に出ざるを得ない理代子の凄みに圧倒される。しかしムーンチャイルドの運命は!?
『こころ』(夏目漱石×榎本ナリコ)、原作知ってるのにこれで読むと話がさっぱり分からん。次号最終回。