ヤングマガジン40号(講談社)

代紋TAKE2』(原作・木内一雅、漫画・渡辺潤)、最終話。15年の連載が完結、予想されてたオチのうちの一つだったというワケで…そういう意味では驚きもないがしかしイヤでもなかった。ちょろちょろと本編で出てたターム、「リセット」「設定」「プレイヤー」etc.がそのまんま出てきたのがちょっとナニですが。この漫画の本来の魅力は、生き生きとしたキャラクターと、男が潜在的・普遍的に持っているヤクザへの憧れを十二分に描写したというところにあると個人的には思うので、その点ではとても良かったです。お疲れ様でした。・・・しかしちょっと深読みをすると、「記憶はそのままに過去に戻ったとして、それは果たしてどうなのか」という問いがラストにはあるような気がして。哲学があるようでそれもまたイイですね。

赤灯えれじい』。ぶっちゃけ言いますが、ボクは結婚したら嫁さんと一緒に風呂に入るのが夢です。読んでてドキドキしました。しかし最大の障壁・オカンがさっそくやって来てしまいました、どうする二人!?
シガテラ』、何事もなかったように次の話。さて南雲ちゃんのバイト先の変な男はどうなのか。「そのまま変でイヤな奴」もしくは「イヤな奴に見えて実はすごくイイ人だった」さてどっち。
彼岸島』、生きてたのかよ兄貴(笑)!サスガと言うか何と言うか。

バイオメガ』、全人類に向けて13本の粛清の矢が放たれる!これと造一は一人で戦おうというのか!?次回第一部完結編。

次号、新連載『ややBUSU』(原作・綾小路あや之、漫画・前川かずお)。予告の内容をそのまま書く。「三流大学1年生の友和は、わりとイイ男でけっこうモテるのだが、なぜか彼女の百恵はややブスである。」うう、女性に対してはたいへん失礼な話なのだがヒジョーにそそられるではないか。マジとバカが入り混じった前川の作画も楽しみです。