週刊少年マガジン40号(講談社)

新連載『覇王の剣』(塀内夏子)、第1話「張飛関羽」。塀内による三国志の始まり始まり。正直言うと三国志細かいエピソードとかよく知らんのですが、塀内の上手さは知ってるので素直に楽しみたいと思います。導入としてはすごく良かったですが、キャラ絵はいつものパターンだな。やんちゃタイプで情にもろいのが張飛、半ズボンなのがちょっとイヤ〜ン。細目で点目が関羽、このタイプは最近気弱型に塀内描いてたのだが今回はクールキャラ。

もう一つ巻末新連載『もう、しませんから。』(西本英雄)、西本とマガジン調査隊(仮)によるルポ漫画。マガジンのインサイド取材ばかりかと思ったがそうでもなさそうな感じ?しかし最初は森川ジョージ先生の取材。まあ内輪ウケだけどきっちりオチを付ける西本の描き方好きなんで可。

レギュラーはパスするが、目次のページが突然ジャンプみたいになってるよ!ついにマガジンが作者のコメントを導入したのだ(キャラのワンポイントカットはアリ、作者自画像はナシ)。のなーがさっそく「特にありません」、次は「こういうコメントは本当に苦手で」と言う刃森に注目が集まるか?こういう変化が現れるのは編集長が変わった時というが、そうなんだろうか。次号は『奇跡の少年』(能條純一)が最終回。