ビッグコミックスペリオール16号(小学館)

『知事ラン子』、「ミナミの帝王」系の漫画なのか?次回「補助金シリーズ最終回」とのことだが次のシリーズとか期待しにくいなあ。
『昆虫鑑識官ファーブル』。こちらもトンデモ刑事マンガで、社会派でもなく出てくる犯罪とその解決もヘンなので先は期待できない。
『こころ』。榎本ナリコがあんま好きでないのだが、その理由の一つは出てくるキャラの絵が似通ってるところ。男性などおっさんだろうが若かろうがぶっちゃけ「キレイ」に描いてあり、違和感を感じてしまうのだった。話をどうアレンジするのかは注目するが。

MOONLIGHT MILE』、吾郎と理代子を「織姫と彦星」にたとえるあたりはウマイと思った。理代子が月に向かうこととなった今、吾郎の復活はあるのか。
『ギラギラ』、歌舞伎町の風俗嬢を客とする新宿ホストの「協定」とは?・・・それに真っ向から歯向かうつもりの公平たち、そしてカズマが「六本木のホスト」を憎む理由も判明し新たな展開にベタながらも期待します。しかし歌舞伎町のホスト界てスゴイんですねぇ、ヤンジャンの「夜王」と合わせて読むと面白いですよ。

次号高田靖彦が早くも復帰、新連載『いま、会いにゆきます』(原作・市川拓司)。ベストセラー小説の漫画化だそうです。シリーズ『ニコパチ堂主人大津次郎』(魚戸おさむ)もアリ。