ヤングマガジンアッパーズ15号(講談社)

『強行』(横山秀夫×所十三)、新章「密室の抜け穴」開始。今回は強行犯捜査三係・通称三班が登場、その三班内での出世をかけた捜査官同士のイザコザを絡めて捜査を描く。毎回様々な形のサスペンスが読めて楽しい。

新連載『巨乳ドラゴン』(三家本礼)、「ゾンビ屋れい子」の作者が突然アパーズに殴り込み。ストリップバー「ラブメタル」の血の気が多くたくましい巨乳ちゃん達のキャラに圧倒される。んでゾンビが出てきてコンニチハ、派手なバトルが繰り拡げられそう。エネルギッシュで「何じゃこりゃあ!」に溢れててたいへん良いです。

ジョバレ』、兜学園と対戦すべく部員集めに走るツバメたち。こっちも訳の分からんエネルギーが感じられ笑って読んでしまった。
魔女っ娘つくねちゃん』(まがりひろあき)、アニメ化特集でつくねちゃん役桃井はるこのインタビュー付き。ネタないんか〜というより何でコレが、つうアニメ化企画多いですなあホンマに。作者は大ラッキーでようございましたな。
『SUGAR』。リン、復帰戦はサラブレッドボクサーの咬ませ犬に!?元に戻ったと思われたリンの精神が試合直前にまたおかしくなり始めたのは「父親」の存在か?今度はまともな試合を見たいのだが相変わらず先が読めない。

次号さらに新連載、サガノヘルマーが久びさに登場『ザ・ボーラーズ』。サガノヘルマー超独特のエロ・ホラーの世界、ヘンなんだけど何か好きなんだなぁ。精彩を欠いてから長いお休みだったが、アッパーズ創刊当初も確か描いてたよな。休刊前の最後の新連載?を飾るのであれば編集の粋な計らいなのだから、復活してて欲しいと思う(絵にはそんな予感を感じるが)。