ヤングマガジン27号(講談社)

センゴク』、木下藤吉郎に仕える事になったセンゴク。宮下描く秀吉はかなりクセのあるアンチャンという感じ。純朴なセンゴクがどうこの男に認められるかを楽しみに見よう。
赤灯えれじい』、味のあるカラー付き。チーコに告ってしまったサトシだが何の返事もなくチーコがいなくなってしまい…サトシの恋路をじっくりと見続けたくなる秀作になった。
『COME!』、「農業では生活していけません」。しかし売られた田を買い戻すため水商売をしていると言うこまちさんの姿に、武藤も志を取り戻すのだが…。話・絵共に媚びのない清々しさが感じられてイイ。

『スイートプールサイド』(押見修造)、最終話。夏の夜のプールサイドに呼び出された太田くんに後藤さんが告げた言葉は。エロさから一転爽やか(?)に終了する奇妙な恋のお話、次は長い話で押見読みたいなぁと思った。

次号『賭博堕天録カイジ』(福本伸行)、新章「渇望の血」スタート。