ビッグコミックスペリオール12号(小学館)

医龍』、隠蔽された医療ミスを知る朝田。そして病院の暗部は木原センセーの心の闇の中へ…彼を許すことはできない、しかし切な過ぎる幕切れ。

短期集中実録もの『白鳥、スタジアムに舞う』(滝井寿記、取材協力・飯塚健司)、アルビレックス新潟社長・池田弘氏のJリーグへの挑戦を描く。神社の宮司かつ経営者という池田氏のプロフィール、観客を増やそうと行った様々な施策の具体的な描写はひじょうに興味深かった。

MOONLIGHT MILE』、月面に「魔王降臨」。そして吾郎とカトーとの決着に世界の方向が委ねられる、という展開にまた驚愕。最新8巻も急いで買ってこよう。
『キーチ!』、参謀となった甲斐の策はマスコミの利用。それに伴う大きな犠牲はキーチが埋めなければならないのだが…キーチの「無力さ」が際立つ。彼に何ができるのか?

次号新連載『鑑識官ファーブル』(北原雅紀×あきやまひでき)、虫を利用して事件を解決する鑑識官!?絵のあきやまひできは数年前大ヒットとなった「おさなづま」の人ですね。どんなものが見れるのか期待。