ヤングマガジン21号(講談社)

新連載『センゴク』(宮下秀樹)、想像通りで違和感なし。既視感さえ覚える宮下の戦国描写、キャラ造形が「ヤマト猛る!」とほとんど変わらずというのもありますが。熱いのはいいけど勢いだけというのも喰い足らないので、プラスアルファを期待したいところ。

『アウト・ロー』、「猫オヤジ」は頼りになるのか?あとアツシがヤクザだと子供達に知られてはいけない、という点にも危機が迫りそうでそっちもドキドキ。
シガテラ』、ずいぶんベタな展開を。毒と日常の揺り戻しの激しさに自分はただ乗せられるのみ。
『小日向海流』、南主将は立派な空手マンということで。んでこんなオチが(笑)。

赤灯えれじい』、大阪弁は「重い状況でもたくましく生きていく人々」を描くのに有効です。小さい細かい絵も丁寧に描いててやはり好印象、2ケツでぶっ飛ぶ二人もワラタ。

次号は合併号、新連載『ラブ・らっきぃ』(克・亜樹)。…。前に日記で「コレ描いたらどうしよう」と書いたが・・・ホントに描くやつがあるかバカヤロウ!恩着せがましいことは言いたくないが、もうここ十年は確実にヤンマガ毎号毎号買ってるんすよ俺。その間に年も取ったし大抵は笑って済ますこともできますが、コイツは容認できん。「ふたりエッチ」売れてるんだからカンベンして下さい克亜樹センセー。