群雄・鋼 グロイザーX(やまと)

グロイザー箱

茜島の海〜真っ赤に染めて〜♪白銀の翼・グロイザーXがやまとのスーパーロボットシリーズ群雄の合金使用カテゴリ「鋼」で可変アクショントイ化。しかしはっきり言ってマイナー。作品解説見ると全36話というからけっこう長くやったんですね、池田鴻ガンダムのOPで有名)の主題歌はカッコイイ。(箱には「池田満氏」と書いてある。誤植?マチガイ?)
原作はダイナミックプロ桜多吾作、監修を永井豪が務めておりました。桜多氏と言えば「釣りバカ大将」以降すっかり釣り漫画のヒトですが、それまでは独自性溢れるマジンガーシリーズのコミカライズや戦闘機アクション「マッハSOS」などメカニック・ミリタリー描写に長けた漫画家だったのです。そのセンスがいかんなく発揮された「空爆ロボ」というオンリーワンジャンル、そのデザインが好きな俺のような奴も日本中には多少いると思われ。昔中島製作所が出してたマグネットで腕と翼が交換できるトイも俺持ってたもん。
空爆ロボの名の通り重厚な爆撃機にロボの頭を付けた飛行形態が基本形態グロイザーX。ランディングギアとスタンドの付け外しが可能、胸ハッチを開き必殺武器フライングトーペドー(空中魚雷)を格納発射準備状態・エフェクト付き発射状態にすることができる。空翔る要塞(グロイザーは30余りの武装を誇るのだ!)といった佇まい・フォルムがカッコイイ。男のロマンを感じます。
ファイトアップ!でグロイザーロボに変形するが、本編でも5〜6回しか出てないというあたりがコダワリあってスゴイ。下半身・腕の翼を丸々交換というのは元のデザインに無茶があるので仕方がない。腰アーマーがモビルスーツのごとく分割されているので可動範囲が広く膝立ちも可能、下足・足首が合金製で重みのある立ち姿も良い。この状態では手持ち武器の類も全くないが、飾りの少ないデザインがリアルロボテイストもありカッコイイな〜ボールジョイントがゆるくて首の座りが悪いのだけがやや残念(個体差かな?)。
ミニサイズの艦載機Gジェット・Gシャーク・Gタンクも付属するが、もっとすごい付属品が茜島飛行場建物のペ−パークラフト。箱裏に印刷された滑走路と組み合わせれば飛び立つグロイザーが再現できる!いつも箱がでかいのがやまとの悪いクセだがこれならアリか。響け〜爆音〜雲果つるまで〜(中略)グロイザー!グロイザーエックス〜しろがねの・つばさ〜♪(全部歌っちゃった)