リボルテック ゲッター1/ダグラム(海洋堂)

リボルテック箱

新規格関節パーツ「リボルバー・ジョイント」を用いた海洋堂のアクションフィギュアシリーズ。山口式可動でお馴染み(過去エントリで解説済)の原型師・山口勝久氏による造形で第1弾はNo.1が新ゲッター1、No.2がダグラム。No.3は「デビルメイクライ3」のダンテだそうだが知らんのでパス。せっかくなんでアキバのHLTにて購入。
リボルバージョイントとは要するにラチェットの入ったポリパーツを使った「へたらない関節」、全身くまなく入ってる訳ではないのでそんなたいしたものではないと思うが、新しい「売り」としてそれを全面に押し出した海洋堂のプロモーションの仕方が面白い(前宣伝もスゴかった)。低価格(1体1,995円)・統一規格パッケージ・毎月15日発売という他の要素も今後のトイ業界の動向としては注目すべきものだと思う。
「スーパーロボ」「リアルロボ」(あと「ヒューマノイド」)とカテゴリを設定してるところに個人的には注目。ゲッターは分かる(海洋堂はゲッター好きやねえ、昨今のデザインはゲッター好きの自分には合ってないんだが)がダグラムを持ってきた所が意外で面白かった。7月にはキングゲイナーがリリースされるし様々なロボの登場に期待したい。しかしどうせならソルティックも一緒に出したりすれば同時買いの需要がかなり見込めたと思うが(来月第2弾はエヴァ初号機と零号機なのにねえ)、これは今後のラインナップと発売時期の課題にして欲しい。
クセのある山口式可動が受け入れられるかも一般向けの今後の課題だろう。自分もまだまだストレスが感じられる。立て膝つくのがリアルのダグラムにできてスーパーのゲッター1ではできないつうのはねえ…その点ダグラムは例のお座りポーズがデフォでできるのでこれだけで満足、ヒロイックな造形がリアル志向のダグラムには合わんという意見も多そうだが自分はアリだと思った。