DX超合金 創聖合体アクエリオン(バンダイ)

アクエリオン箱

念心!合体!ゴー・アクエリオン!…というワケで新宿フラゲ情報をネットで睨みつつ、会社を早めに離脱しヨドでゲット。まず箱の堂々とした「DX超合金」の文字にうっとり。そうなのだ、「魂」でもただの「DX」でもなく『DX超合金』!久々の響きであります。
開けると総発泡スチロールの内箱になっており、これも往年の超合金の雰囲気。この辺にも河森氏はこだわったのではないだろうかと想像する。「マクロス」のバルキリーのデザインで知られるメカデザイナー・河森正冶によるメカデザイン及び監督のアニメ『創聖のアクエリオン』はつい先日最終回を迎えたばかり。この作品へのバンダイ参加の条件が「DX超合金を出すこと」だったと聞く。自らデザインしたロボを超合金で出す!男のロマンを感じさせるハナシである。
映像ではCGで表現されていたアクエリオン、立体化へのハードルは従来より低かったとも思えるが、実際いじってみると変形合体にはかなりの熟練を要しそう。3機のベクターマシンが3つのアクエリオンに変形合体、多用されているラチェット・回転軸の調整と合金の重みのバランスの調整の難しさはありますが、映像で表現されていたアクエリオンのアクションの楽しさが再現できるのは間違いありません。個人的にはやはりマーズが好みだな、ベクターマシン形態もカッコイイ〜。完全合体が可能なゲッターロボを実現してやるぜ!(本編ではベクターマシン発進シーンにゲッターへのリスペクトが感じられましたね)という河森氏のスピリットとおもちゃへの愛情がよく感じられる逸品と言えるでしょう。ロボファンはぜひ一度触れるべきです。