週刊少年マガジン10号(講談社)

また全体的に「少年誌ぽさ」が高まってるようですな。つうのは『エア・ギア』『次五郎』『戦国生徒会』にキャラぞろぞろ集合展開があり、『トト!』に敵キャラとアイテムを明かす展開があったからですが。

オッサンには「次五郎」のライバルキャラ集合の仕方の方がしっくりくる感じ。個人的にはリュウの登場がうれしい。「戦国委員会」の十人委員会の出し方は中途半端な感じ。ここは天田くん以外はシルエットのみ(で目だけ光る)といった演出が欲しかったところだ。こういうのにロリキャラが必ず混じるのが今風なんだろな、屈強な男たちのみで固めるのはもう古いのか?かつての少年ジャンプパターン(車田とか「男塾」とか)は今いづこ。ジャンプパターンといえば「トト!」、「12個」と数出しちゃうのがますますそれっぽいが出しちゃって大丈夫なのか。まあそれ出すくらいの連載は狙えそうだが…。

んで『一歩』『覇王の剣』のベテラン勢がピッと締めてる。「一歩」はいよいよ真柴vs沢村開始、期待通りのオープニング。「覇王」はやっちゃった!の鬱展開だが仕方あるまい。次号より新章開始で「三国志のさらなる英雄たちが揃い踏み」とのこと。