週刊少年マガジン4/5号(講談社)

『はじめの一歩』、注目のカード・間柴vs沢村。クミちゃんが傷つけられたことの落とし前をつけようというワケか。兄キャラとしてこの作品内で大きな存在感を示す間柴の最後のスポットかな?一歩とクミちゃんの関係にもケリをつけるフラグが立つのだろう。

あひるの空』、クズたちのナイスチームワーク。王道だ。そして空のもう一つの武器・スリーポイントが決まる。爽快感にゾクゾク。
トッキュー!』、想像以上のバカ男たちに笑。涼しい顔してサディスティックな嶋本鬼軍曹は、大阪弁に少年ぽいルックスで女子人気高そうだな〜(最近検索でこの日記来るヒト多いのです)。
『トト!』、やっぱり「ジャンプ的な漫画」つう気がする。それは何から来てるのだろうか。「自己犠牲」の描かれ方か?

クリスマス読み切り『鉄屑のニコル』(村枝賢一)。アッパーズ「RED」・マガジンZ「仮面ライダーSPIRITS」を経てついに村枝アニイが週マガ登場。近未来SFサンタアクションに泣かせの村枝節をお約束で利かせ大満足の一本デス。ロケットの巨大スペクタクルシーンも少年誌らしく見事に加えやはり上手いなぁ。
アンケートに次回作の希望の項目があり、連載で再登場か?大いに期待したい。個人的には2番の「ワイルド7のような車・バイクと銃器が登場するバイオレンスアクション」で。ところでヤンマガ2/3号の『聖なる夜に散歩する』も青年誌向けのベクトルで同じく作劇の上手さが光っておりました。そして共通のサンタコスの女の子の可愛さに、Xマスマニア(?)のアニイのコダワリを堪能しましたぜ。

次号6号は来年1/4発売。三枝義浩のドキュメントコミック今回のテーマはベトナム戦争。また論議をかもすものになるか。