週刊少年チャンピオン19号(秋田書店)

新連載『チェリー』(小沢利雄)。地方に住む高校生の青臭い青春ドタバタ劇か。この作者、マッタリしたこの感じがとにかく好きなんだろうなぁ。俺はつき合いますよ。今回は主役がわりと落ち着いてて意志が強いという気がするがどうか。

『元祖浦鉄』、まさしく全員集合。追悼。
ショー☆バン』、じわりと不安感が広がってくる。しかし「十二楽坊中」て…。
輪道』、こっちもメチャメチャ不安にさせる。イヤ〜ン。

ロボこみ』、ゲッター3vs超電磁スピン。なんだ同年代かと思うと応援したくなりました?
『GO BOUT!』。ダーククロウは別にして、もっと敵ファイター個性強くならないかな。
虹色ラーメン』、女性総集合扉スゴイ。ヤッチを壊し麺仙王を集中治療室送りとは、どんなラーメン力(「ちから」と読んでね)やねん雷蔵

『TWO突風!』(藤井良樹×旭凛太郎)、最終話。多数のキャラは立ってたとは言え、途中からコウヤヒーマの主役が二人いる意味が見えにくくなってきたのが失速の原因でしょうか。最後で二人両方に「ツートップの片割れ」という通り名(このシステムは良かった)が出てるのが、もっと迫ってくる展開ならば…とやや残念な終わり。しかし楽しませてもらったのも事実、お疲れ様でした。

次号は「サムライジ」が終わり、入れ替わりで新連載『アイアンジョーカーズ』(脚本・ほそのゆうじ、漫画・有賀ヒトシ)。「THEビッグオー」漫画版で手堅さを見せる有賀ヒトシに期待。