ビッグコミックスペリオール８号（小学館）

巻頭カラー『医龍』（乃木坂太郎×永井明）。様々な場面に直面し成長する伊集院くん、彼がこの漫画の主人公とも言えると思う。「キレイな医者」…重い言葉が我々にも圧し掛かるような気がする。ERの朝田に為す術はあるのか！？

『笑門』。ただ説教臭いだけやんと言いたくなるのも判りますが、痛快でもある。
『こまねずみ常次郎』。ダーティーな側面もある話だが、何故か清々しさも感じる。このシリーズに入ってから好調だと思う。
『ギラギラ』、公平スマイルのよくわからん力で万事解決。これもホスト漫画なのに何故か爽やか（別にホストが悪いと言うわけではないですが）。

特別読み切り『清六まいる！』（近藤崇）、第53回小学館新人コミック大賞佳作受賞作。何とも奇妙な時代劇。まあテレビ時代劇などでは見れない視点に味わいがありますが。

『キーチ！』。どう転がるのか予測もつかない今編（いつもだけど）、まだまだスリリングで目が離せない。次回は10号。
『HEAT』、ソロコフキター！でずいぶんおいしいキャラになりましたな。「それがオレの"存在”だ〜！」ってカッコ悪ー！だがそれがいい。

次号いきなり終わってしまった「大門寺さくら子」から高橋のぼるが早々に復帰！『知事ラン子』、今度は知事！？また笑わしてもらうことを期待。