トランスモデル ニルヴァーシュtypeZERO（バンダイ）

発売がいきなり延期となり待たされた「エウレカセブン」主役ロボのアクションフィギュア。ビークルモードから人型モードに変形可能、河森生冶デザインでかつ変形可能なトイが出るとなってはロボ・メカニックファンとしては見過ごせないでしょう。
人型・ビークル双方色気のある河森デザインをよく再現しており、人型での関節可動も良好。付属のディスプレイスタンドで特徴的なサーフィン・スタイルを楽しむことができる。背中のコクピットブロックまでムクになってるせいで、重みにより人型モードの際やや遊びづらいかな？なおパッケージには「自立しません」と書いてあるがバランス取れば充分立つ。
ブーメランナイフやキャノピーなど細かいパーツがポロポロ取れるのもちょっとマイナスだが場合によっては接着してしまえばいいし、顔の塗りがヒドイという意見もあるがこれも改修すればいいので許容範囲。背中が重いので人型で安定しないというのも、ビークルモードではかえってカッチリ安定するという結果を生んでるので、このトランスモデルではビークル形態を重視し、人型モードでグリグリしたいという方はプラモを併用するというのはどうでしょうか。プラモ買ってないので細かいところは判りませんが。
で、ぶっちゃけ「交響詩篇エウレカセブン」はもう見てないのです。一話見たときは期待したのですが、前述の河森メカの魅力やアクションの方向性の面白さがまるで生かされてないのが残念で。吉田健一のキャラ絵もいいのにねえ。「むせ返るようなオサレさ」という表現見てポンと手を打って笑いましたが、若いヒトにはこういうセンスの方がウケるんでしょうか？