ヤングマガジンアッパーズ10号(講談社)

レギュラー雑誌が休みなこの週に発売は助かる。
『強行』(横山秀夫×所十三)、第2章「第三の時効」開始。「犯人が国外に滞在した間の時効の進行停止」に絡む事件、それに対し異常な冷酷さを表す二班班長・楠見。また先がすごく気になる展開。女性が重要な位置を占める話ですが、所にしては(と言うと失礼ですが)たいへん魅力的に描かれており良かったです。

『杉作』(山本康人)、「本物」の44マグナムを握った志武羅。その異常さ・恐ろしさが迫力満点。こうゆうのホント上手いです山本。
ギャグ競作シリーズに尾玉なみえ登場!『くノ一児童あこがれちゃん』、尾玉ワールドに爆笑。次号2話目も期待。また前号に続きタイム涼介も『しらゆき姫と七人の大人』で登場しており、懐かしいやら嬉しいやら。4コマ形式だけどこっちもタイム涼介ワールド感じられて良かった。
『SUGAR』、傷心のリンの帰省は一瞬で終了・再上京(笑)。リン復帰の最後の鍵を握るのはやはり師匠、「手」出しちゃってどうなる!うわ〜また続き気になる〜!
『妹選手権!』、裏妹漫研との対決はバリバリの「コロコロコミック」リスペクト。自分とバッチリ重なる(「あまいぞ!何とか」以外)ところがヒット、しかしその返しの「メジャー感」てこんなんでいいんかい(笑)。